発達障害ではない。が、バカだった
先日また病院で心理テストを受けてきました。
その話の前に今回も引き続きWAIS-iiiの結果からズバリ分かった事について書いておきたいと思います。
- 結果のIQ値
全検査84
言語性93
動作性76
言語理解90
知覚統合77
作動記憶90
処理速度86
発達障害特有の凹凸はないものの、全て平均の下からボーダーレベルでした…。
※細分化した下位検査の評価点の結果も理解12以外全て平均の10未満でした。
社会常識はある程度備わっているけど、それ以外が普通の人以下という数値の結果です。
でも、心理士さんは結果は全てではないから。会話も普通にできてるし。数値も普通の範囲以内と普通という言葉を使い優しくフォローしてくれました。
でも、逆に嫌でした。凹凸がないなら発達障害ではないのは理解できます。それならいっそ、
「数値が低いから色々大変な事も多かったですね」
って生きづららさを受け入れてほしかった。
普通じゃない事を日々実感してるのに病院ではあなたは変わってるけど普通と言われる。何とも言えない気持ち。病気なわけではないから心理士さんの言わんとすることもわかるんですが、淋しくなるんですよね。
障害者ではない。ナチュラルな真面目系クズだった私は少し検査結果を受け入れるまで時間がかかりました。境界知能ギリ入っちゃってたけど理解が高いから私には無関係だそう。
普通とは違う人は全て病気なわけではない。しかしそれが個性だ!というつもりもない。
だけど、病気や障害でないから努力不足という乱暴な思考はやめてほしい。
元々頑張ってる。頑張っても人並みかそれ以下で自分に合う方法を模索してるのにルールや常識が邪魔をすることもある。でもルールだから仕方ない。
社会も周りも変わらないし変えるのは大変だから自分を変えるしかないと当たり前の事ですが、何となく今回の件で覚悟が決まり少し前進できています。
発達障害かもしれないと私のように誤診をする方が増えて本当に困ってる病気の人の受診が遅れると色々な声がありますが、医者でも診断が困難なのに素人には無理です。
それに、受診する場合みんな困ってる人なのであまり誤診だった場合に関して厳しいことを言うのはどうかと。誤診でも原因が見つかるだけで改善につながります。
どんな形でも受け入れるまでは辛いものがありますが、少しでも現状を変えることは自分次第できっとできます!